トップ画はプレミア12に対する私のウキウキっぷりを示したイメージ図だ。この先の内容とは何ら関わりは無いので、スルーしてもらってもOKである。
さて、本ブログでは11月8日スタートのプレミア12用にプレー予定の「全」プロスペクトリストを作成する。私も9〜12日で台北に入り主にアメリカメンバーをチェックする予定であり、大会に入る前にキチンと整理をしてスコア・GIF等を追いかけたいワケだ。
以下、リストの注である。
(注1)ロースターが未アップ、もしくは1次ロースターの決定止まりな国の場合は、ロースターが決定した後にアップデート予定である。また、1次ロースター入りも最終メンバー入りしなかったプロスペクトについてはポジション横に '*' を付けるので、チェック頂けると幸いだ。
(注2)本リストにおけるプロスペクトとは「MiLBでプレーするタレント」である点を絶対条件とし、その上で年齢・メディアでの注目度等をベースにして取り上げるメンバーを決定する。MiLBでプレーをしながらも1部取り上げないタレントが少なからず存在する点はご了承頂きたい。
では、スタートしよう!
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オランダ(Netherlands)
RHP J.C.サルバラン(KC)
CINではストレート & カーブのコンビネーションで9.0を上回るK/9をマークし注目を得た。ジョナサン・ブロクストン(STL)のトレードでKC入り後はコントロールが向上。チェンジアップもソリッドだが、ストレートに固執し捉えられるパターンも見受けられる。
C ショーン・ザラガ(LAD)
オフェンシブなタレントとして評価を得るタレント。マイナー8年で14ホーマーもギャップを抜くスキル & アプローチの良さが光る。14年は2A-3Aで.309/.416/.389。13年シーズンに20ポンド体重を削りCとしてのアジリティも向上したが、アームツールは平凡。
*2B ダレン・セフェリナ(STL)
Aで23SB & OPS.800をマーク。20-80スケールで70評のスピードツールの持ち主であり、スピーディなコルテン・ウォン(STL)との評価も受ける。ウォンと比べるとヒッティングツールは劣るも、ダイナミックさでは上回るタイプ。17CSとスキル面はまだ甘い。
SS カールトン・ダール(CIN)
MLB.comリストではCIN内 #28 にランクイン。アスレチックなディフェンスに定評を得ており、A+で21SBのスピードも示す。コンタクトスキルも高いがパワーレスなバッティングがネック。15年は打率.270も103Hのうち長打は6本止まり。OPS.597。
IF/OF ジャンフランコ・ワウォー(SEA)
11年から(16)にしてFRでプレー。ジワジワとクラスを上げ15年は2Aでも4Gにプレー。ハイレベルなコンタクトスキル & スピードのコンビネーションに定評。A+-2AではOPS.710止まりも未だ(21)の若さが光る。8ホーマーもキャリア5年目でトップ。
OF ランドルフ・オデュベル(WSH)
パワー & スピードを両立したダイナミックなOF。15年は7Gでのプレー止まりも、攻守でインパクトを生み出せるだけのツールの持ち主。一方でA+以上でプレーする12年からはOPS.700を下回るシーズンを送る。アプローチが粗く、特に変化球への脆さがネック。
OF クリストファー・ガリア(TEX)
04年にはジュリクソン・プロファー(TEX)と共にLLWSでもプレーしたキャリアの持ち主。15年にブレークイヤーを辿りA+-2A-3Aで28SB & OPS.781をマーク。14年オフのBAリストではTEX内の “Fastest Runner” と評価を受けた。アプローチの粗さがネック。
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台湾(Chinese Taipei)
12〜15年はいずれもRでプレー。いずれのシーズンも一定レベルのパフォーマンスを示すも、SS以上のレベルには至っていない。MAX96マイルのストレートにスライダー & スプリッターのコンビネーション。小柄ながらもアグレッシブにゾーンを攻める内容が光る。
C ジンデ・ジャン(PIT)
ディフェンシブなCとして12〜13年オフにはBAトップ30リスト入り。ミスが少ないディフェンスはレシーブ & スローいずれも安定。A+ではトッププロスペクトのリース・マグワイア(PIT)とプレー機会を分け合いCとしては46Gでのプレーに止まった。
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プエルトリコ(Puerto Rico)
チェンジアップの向上をキッカケに12年にブレーク。SPとしてはコマンドの平凡さがネックも、オーソドックスなオーバースローから投げ下ろす90〜94マイルのストレートとのコンビネーションで打者を捻じ伏せる。14年は2Aでノーヒッターも果たした。
RHP エミリオ・パガン(SEA)
マイナー3年でK/9=10.4。A+でも2ケタのK/9とハイレベルな支配力を示すリリーバー。ストレートは92〜93マイルもコマンドが良く、スライダーとのコンビネーションで打者を翻弄する。ポテンシャルは平凡ながらもソリッド。計算が立てやすいタイプのP。
LHP ニック・バレンザ(SEA)
小柄ながらストレート & カーブ & チェンジアップの3ピッチのクオリティは平均以上。コンスタントにゾーンを攻められないコントロールがネックも、15年はA-A+でキャリアハイのBB/9=3.9をマークと一定の向上。マイナー5年では176.2IPで5.50ERA止まり。
2B ホセ・リベラ(COL)
ディフェンシブな2B。マイナー7年で6ホーマー & OPS.596に止まるバッティングは平凡も、キャリアを通じ2Bをメインにプレー。OPS.700以上のシーズンは無しも15年は3Aでのプレーを果たした。パワー & アプローチいずれも平均以下のクオリティ。
2B/SS アレクシス・パントハ(CLE)
14年ドラフトではベストのプエルトリコ出身プロスペクトとの評価。プラスのSSディフェンスが光るも5-11/150とスキニーかつ小柄なフレームには疑問符。バッティングでもフレームのネックさながらのパワーレスさを露呈している。15年はR-SSでOPS.599。
*SS イサン・ディアス(AZ)
15年Rで13ホーマー & 12SB & OPS1.076をマークしリーグMVP。平均レベルと評されていたパワー & スピードで結果を示し、変化球に対する脆さがネックだったアプローチもIsoD.076。SSディフェンダーとしてはレンジが狭く2B向きのタレントと目される。
SS ジャック・ロペス(KC)
ディアスに代わりメンバー入り。父フアンはCINでブルペンC。11年ドラフトを前にしたシーズンでは打率.462 & 10ホーマーたるパフォーマンスで評価を上げたタレント。マイナーではアームの良さに支えられたディフェンスで定評を集める。15年はA+でOPS.619。
IF/OF ディッキー・ジョー・ソン(TOR)
父ディッキー・ソンはメジャー計1176HをマークしたSS。リードオフタイプのSSとしてドラフト時はダルトン・ポンペイ(TOR)を上回る評価を得ていた。一定以上のツールの持ち主だがスキルの乏しさでA+止まり。15年もA-A+でOPS.585に甘んじた。
OF フアン・シルバ(CIN)
目立つツールは無いもソリッドなOF。15年は2A-3Aで平凡なパフォーマンスも、12〜14年は平均以上のアプローチ & ベースランニングスキルで注目を集めたプロスペクト。小柄でガッチリとしたフレームだが、12〜14年は計90SB。コンタクトスキルも高い。
OF ジェイ・ゴンザレス(BAL)
アスリート。スムースなストロークからギャップを抜くバッティングが光り、スピードツールも目立つレベル。15年はA-A+で34SB & OPS.706をマークし、0ホーマーながらも87BBとアプローチの良さも示した。パワーレスでマイナー192Gで1ホーマーも無し。
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カナダ(Canada)
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RHP イーサン・エリアス(AZ)
14年の米独立でのプレーを経て15年からAZ入り。AでSPとしてプレーし11勝 & 3.19ERAをマーク。ソリッドなパフォーマンスでリーグのミッドシーズンASにも入った。オーソドックスなメカニクスからストレート & スライダー & チェンジアップ。
RHP ジャスビル・ラッカー(CHC)
インディアン・カナディアン。カレッジからリリーバーとしてプレー。88~90マイルレベルのズバ抜けたストレートは無いが、マイナー4年でのK/BB=3.86が示すソリッドさでキャリアを重ねている。インディアン・カナディアンの希望としても大会での期待は高まる。
RHP ジャレッド・モーテンセン(TB)
13年に独立リーグからTB入り。小柄なRHPながら13~15年のマイナーでのキャリアではソリッドな内容を示している。アマチュアでプレー時は88~89マイルのストレートは90~94マイルにボリュームアップ。それでもスカウトからのポテンシャル評は平凡だ。
LHP イーサン・スチュワート(PHI)
6-7/235と大柄なP。MAX94マイルのストレート & スライダーのコンビネーションが持ち味とオーソドックスなタイプ。ポテンシャルが高く14年オフはAFLでもプレー。15年からリリーフにコンバートも25IPで22K/20BB。コントロールの乏しさに苦しんでいる。
C ダスティン・ホール(MIL)
15年はR-A+でOPS.811とオフェンシブな内容。HSではパワーツールを評価したスカウトから「カナディアン・キングコング」と呼ばれた。ツール評はハイレベルでドラフト時もダイナミックさを買われて8巡目で指名。TJを受け14年は全休。ややスローイングに影響?
C ケリン・デグラン(TEX)
ハイレベルなパワー & アームのパッケージもパフォーマンスが平凡。カナダ随一のプロスペクトではあるが、ソリッドさで向上を辿れない。15年は20BB/98K & OPS.681。ハイレベルな配球への対処が甘い一方、AFLのホームランレコード樹立と爆発力は大きい。
1B/3B ジャスティン・アトキンソン(TOR)
ノース・サリーSS史上唯一のドラフティー。HSではSSとしてプレーもマイナーではIFコーナーが主。ソリッドなフレームでパワー面のアップサイドも大きく、アームもパワフル。バッティングはコンタクトスキルの乏しさに苦しむシーンが目立つ。アプローチも平凡。
SS ショーン・ジェイミーソン(AZ)
12年8月にスティーブン・ドリュー(NYY)のトレードでAZ入り。スピードを主にソリッドなタレント。コンスタントにOPS.750を上回るバッティングはアプローチが良く、15~20SBレベルのスピードも光る。小柄だがユーティリティタイプとしてバリューを示す。
OF タイソン・ギリース(SD)
カナダチームではリードオフを任されるだろう。SEAでプレーの08~09年はOPS.800を上回るオフェンス & 平均以上のスピードを示し注目を集めた。09年オフにはクリフ・リー(PHI)のトレードでPHI入り。3Aでは106GでOPS.582と壁にぶつかっている。
OF ガレス・モーガン(SEA)
25~30ホーマーのパワー & パワフルなアームのパッケージのプロスペクト。RでもOPS.653たる内容だけにメンバー入りはサプライズに入るだろう。ジャンカルロ・スタントン(MIA)タイプのOFになれるポテンシャルがあるが、アプローチの向上が必須。
OF タイラー・オニール(SEA)
小柄もダイナミック。15年はA+でSEA内トップタイの32ホーマー & 16SB & OPS.874。HSではCとしてプレーも13年ドラフト3巡目でSEA入り後はOFとしてプレー。ツールのクオリティは高いがスキル面は攻守いずれも甘い。アプローチは29BB/137K。
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アメリカ(The United States of America)
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RHP ジェーク・バーレット(AZ)
カレッジからクローザーとしてキャリアを辿る。96〜98マイルのストレート & スライダーのコンビネーションはハイレベル。チェンジアップもソリッドだが、ここ3年はコマンドの平凡さに苦しんでいる。15年は2A-3Aで4.92ERA。K/9もズバ抜けてはいない。
RHP ジョン・チャーチ(NYM)
HSでプレー時からストレート & カーブ & チェンジアップを扱うコマンドのソリッドさに定評。マイナーでもミドルリリーフを主にキャリアを辿り7年で3.57ERA。メジャー入り出来ない理由はポテンシャル評の平凡さに加え、ズバ抜けたパフォーマンスの無さか?
RHP コディ・サッターホワイト(NYM)
チャーチと同じく長くマイナーでのキャリアを辿るリリーバー。HSでプレー時はミシシッピ州随一のPプロスペクトと評判も、ミシシッピ大へのコミットメントから下位にスリップ。米独立でのプレーを経て13年からNYMでプレーも、15年は3Aで4.38ERAと平凡。
RHP セス・シモンズ(AZ)
ドラフト40巡目でAZ入り。マイナー5年でK/9=12.0をマークし、11〜15年いずれのシーズンもK/9は10を上回る。小柄なフレームでストレートも90マイル前半止まり。スライダーのキレで打者を欺くスタイルはマーティン・プラド(MIA)も高く評価した。
RHP J.B.ウェンデルケン(CWS)
ジェーク・ピービー(SF)のトレードで13年にBOS→CWS。SPコンバートの14年を経てリリーフに戻った15年はリリーフとして2A-3Aで3.20ERA & K/9=10.5。ガッチリとしたフレームから90マイル前半のシンカー & カーブ & チェンジアップを扱う。
*RHP アーロン・ウィルカーソン(BOS)
13〜14年は米独立でプレー。マイナー2年目にして(26)ながらも、マイナーでのプレーではソリッドなパフォーマンス。15年はA-A+-2Aで136.2IPでプレーし3.10ERA & K/9=9.0。シンプルなメカニクスからコマンド良くストレート & スライダーを投げ下ろす。
RHP ブルックス・パウンダース(KC)
11年オフにヤマイコ・ナバーロ(KBO・サムスン)のトレードでPIT→KC入り。6-4/270と大柄なフレームながらもピッチングのソリッドさが光るタイプ。91〜93マイルのストレート & スライダー & チェンジアップ。13年には2Aでノーヒッターもマーク。
RHP ブルックス・パウンダース(KC)
11年オフにヤマイコ・ナバーロ(KBO・サムスン)のトレードでPIT→KC入り。6-4/270と大柄なフレームながらもピッチングのソリッドさが光るタイプ。91〜93マイルのストレート & スライダー & チェンジアップ。13年には2Aでノーヒッターもマーク。
LHP ジョーイ・デナト(PHI)
5-10/175と小柄なLHP。ストレートも86〜89マイルとポテンシャルは平凡も、プラスのチェンジアップ & カーブをコマンド良く扱うスタイルはソリッド。フレーム面からかマイナーでは主にリリーフとしてプレー。15年はA-3Aで46Gにリリーフし1.67ERA。
LHP コディ・フォーサイス(PHI)
デナトと同じくシニア出身のリリーバー。ストレート & スライダー & チェンジアップでアグレッシブにゾーンを攻めるスタイル。スライダーをアウトピッチに用いる。A+に入りK・BBいずれもパフォーマンスは下降もマイナー3年でK/9=9.1 & K/BB=3.59。
C パーカー・モリン(KC)
59Gでのプレー止まりだが15年にブレーク。カレッジでプレー時からトータルでソリッドなCとの評価。アプローチはアグレッシブだがスムースなスイングに定評。ディフェンスでもアームの良さが光る。ブロッキングスキルの甘さがネック。WPを生み出してしまう。
C ダン・ロールフィング(NYM)
オークビルHS史上2人目のドラフティーとして07年にMIN入り。ミズーリ州でベストのCプロスペクトと評価を集め、特にCとしてのアスリート性に定評。マイナーではラインドライブヒッターなバッティングでつまずき9年でOPS.646。アームツールも平凡。
1B カイル・マーティン(PHI)
15年ドラフティー。アプローチ良く甘いボールをハードに捉えるヒッティングプロスペクト。特にプルサイドへ示すパワーが光る。アスリートとしては平凡でディフェンス & ベースランニングは平均を下回るレベル。Aでは17BB/56Kとアプローチでも精彩を欠いた。
2B ジョー・スクラファニ(HOU)
小柄でパワーレスもハイレベルなアプローチでマイナー4年のOBPは.381。12〜15SBレベルのスピードツールも示す。2B/3B/SS全てをプレーし、インパクトのあるツールにも乏しい点からユーティリティタイプとの見立て。ベストポジションは2Bか?
*SS ギャビン・チェッキーニ(NYM)
ツールはズバ抜けてはいないも攻守トータルでバランスが良い。ハードワーク & インスティンクトに支えられたプレーで12年ドラフトでは #12 でNYM入り。15年は2AでOPS.819とバッティングで大きな向上を辿った。ディフェンススキルも高いが2B向き?
IF アダム・フレイザー(PIT)
小柄でツールも平凡ながら攻守ソリッド。パワーレスでマイナー282Gで3ホーマー止まりも、15年は2Aで34BB/42Kとソリッドなアプローチ。打率.324 & OPS.801をマークとブレーク。ユーティリティタイプでジェイミー・キャロル(元MIN)と比べられる。
IF エリオット・ソト(MIA)
15年シーズンにダン・ヘイレン(CHC)のトレードでMIA入り。主にSSとしてプレーもマイナー6年で1回もOPS.700を上回ったことが無いバッティングがネック。SSディフェンスはソリッドで2B/3Bもプレー可。大会ではユーティリティとしてプレー予定?
OF ブレット・エイブナー(KC)
15年に大ブレーク。平凡なアベレージに甘んじていた右打者が3Aで19ホーマー & 10SB & .303/.364/.514。KC内ベストと目されるアームツールも光り、CFをプレー出来るレベルのスピードも示す。13年からK%で向上を辿り、15年に入り初めて20%を下回った。
OF ジェーコブ・メイ(CWS)
アスリート。20-80スケールで70評のスピードをメインに攻守でダイナミックなプレーを示す。ギャップを抜くパワーに加え、プラスのディフェンダーに成り得るだけのツールも光る。攻守でスキルが甘く、まだスピードツールを持て余している印象は拭えない。
OF ブレット・フィリップス(MIL)
アメリカメンバーベストのプロスペクト。15年にはカルロス・ゴメス(HOU)のトレードでMIL入りしたメインピースとなり、本ブログでも高い評価を取り上げた。5ツールタイプのOFとして14年からブレーク。パワー & スピード & アームツールが光る。
RHP ビクター・マテオ(ATL)
07年にTBD入り。6-5/225と目立つフレームから91〜94マイルのストレートを投げ下ろす。Kが少なく15年は2A-3AでK/9=4.8も、13〜15年は2A以上でSPとしてERA3点台。コンディションが良い時はゴロを生み出す。13年にはマイナーでノーヒッター。
RHP ブライアン・ロドリゲス(SD)
14~15年はA+以上のレベルで145IP以上でプレーするSP。ストレート & スライダー主体でピッチングを組み立てる2ピッチタイプ。コントロールも平均レベルをクリアしているが、攻め手の少なさからK/9は平凡。キャリアで6.0に止まり、15年も5.4。
RHP ロベルト・ゴメス(TB)
ロドリゲスと同じく細身も長身なフレーム。92~93マイルのストレート & スライダーのコンビネーションはシャープ。コマンドスキルも一定以上のレベルを示す。12年にはAで2.48ERAをマークとブレーク。チェンジアップが平凡でブルペン向きのタレント?
1B/2B ロニー・ロドリゲス(CLE)
前年OPS.594と苦しんだ2Aで15年は11ホーマー & OPS.806。ズバ抜けたスイングスピードから生み出すパワーポテンシャルに注目が集まる。元々はSSの人材もレンジが狭く15年は1B/2Bでのプレーが主。フリースインガーで爆発力がある一方、安定感に欠ける。
2B/SS イークソン・ルイズ(NYM)
ゴロヒッティングで15~20SBレベルのスピードを活かすオフェンススタイル。ヒッティングツール & パワーいずれも平凡でマイナー6年のOPSは.654。IF/OFをプレー出来るユーティリティタイプとしてバリューを示タレントだが、インパクトには欠けるタイプか?
IF ジョナサン・ガルベス(NYM)
IF全てのポジション & LFをプレーするユーティリティタイプ。14年には3AでOPS.803をマークと一定レベルのオフェンスも示す。ベストツールのスピードは12年の足首の故障でレベルダウン。マイナー上位でのキャリアの持ち主も、アスリート性の平凡さがネック。
OF アイェンディ・ペレス(LAA)
57GでプレーしたR-Aで打率.300 & 20SBをクリア。ハイレベルなスピードはスピード狂なコメディ映画の主人公「リッキー・ボビー」と形容されるツール。パワーレスでマイナー223Gでは0ホーマー止まりも、コンタクトを生み出すバッティングが光る。
アメリカメンバーベストのプロスペクト。15年にはカルロス・ゴメス(HOU)のトレードでMIL入りしたメインピースとなり、本ブログでも高い評価を取り上げた。5ツールタイプのOFとして14年からブレーク。パワー & スピード & アームツールが光る。
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ドミニカ共和国(Dominica Republic)
Flickr.com |
07年にTBD入り。6-5/225と目立つフレームから91〜94マイルのストレートを投げ下ろす。Kが少なく15年は2A-3AでK/9=4.8も、13〜15年は2A以上でSPとしてERA3点台。コンディションが良い時はゴロを生み出す。13年にはマイナーでノーヒッター。
RHP ブライアン・ロドリゲス(SD)
14~15年はA+以上のレベルで145IP以上でプレーするSP。ストレート & スライダー主体でピッチングを組み立てる2ピッチタイプ。コントロールも平均レベルをクリアしているが、攻め手の少なさからK/9は平凡。キャリアで6.0に止まり、15年も5.4。
RHP ロベルト・ゴメス(TB)
ロドリゲスと同じく細身も長身なフレーム。92~93マイルのストレート & スライダーのコンビネーションはシャープ。コマンドスキルも一定以上のレベルを示す。12年にはAで2.48ERAをマークとブレーク。チェンジアップが平凡でブルペン向きのタレント?
1B/2B ロニー・ロドリゲス(CLE)
前年OPS.594と苦しんだ2Aで15年は11ホーマー & OPS.806。ズバ抜けたスイングスピードから生み出すパワーポテンシャルに注目が集まる。元々はSSの人材もレンジが狭く15年は1B/2Bでのプレーが主。フリースインガーで爆発力がある一方、安定感に欠ける。
2B/SS イークソン・ルイズ(NYM)
ゴロヒッティングで15~20SBレベルのスピードを活かすオフェンススタイル。ヒッティングツール & パワーいずれも平凡でマイナー6年のOPSは.654。IF/OFをプレー出来るユーティリティタイプとしてバリューを示タレントだが、インパクトには欠けるタイプか?
IF ジョナサン・ガルベス(NYM)
IF全てのポジション & LFをプレーするユーティリティタイプ。14年には3AでOPS.803をマークと一定レベルのオフェンスも示す。ベストツールのスピードは12年の足首の故障でレベルダウン。マイナー上位でのキャリアの持ち主も、アスリート性の平凡さがネック。
OF アイェンディ・ペレス(LAA)
57GでプレーしたR-Aで打率.300 & 20SBをクリア。ハイレベルなスピードはスピード狂なコメディ映画の主人公「リッキー・ボビー」と形容されるツール。パワーレスでマイナー223Gでは0ホーマー止まりも、コンタクトを生み出すバッティングが光る。
OF アネウリ・タベラス(BOS)
平均以上のスピードツールを示すもオフェンス評は平凡。パワーに欠ける上、ヒッティングスキルも甘い。15年はアプローチで一定の進歩も28BB/96Kと未だ粗さが拭えない。フレームも小柄でアップサイドも小さいとの見立て。OFの控えに回るタイプか?
OF テオスカー・ヘルナンデス(HOU)
5ツール。14年にA+-2Aで21ホーマー & 33SB & OPS.897と大ブレーク。パワー & スピード & アーム全てがハイレベル。ダイナミックなプレーで攻守にインパクトを示す。アグレッシブなスタイルは良くも悪くも粗削り。15年は2AでOPS.637と苦しんだ。
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RHP トレイ・ニールセン(STL)
父スコットは86〜89年にメジャーでプレーしたRHP。本人も父と全く同じ6-1/190たるフレームの持ち主。MAX95マイルのハードシンカーでゴロを生み出すスタイルでドラフト30巡目から大きく向上。15年はA+でも2.59ERA。セカンドピッチは向上が必要?
LHP ルイス・ルーゴ(CLE)
MLB.comではCLE内 #18 にランクイン。6-5/200と大柄もストレートは88〜92マイル。カーブ & チェンジアップを投げ下ろすソリッドさが光り、ローテーション下位を守るSPに成り得る。ポテンシャルは目立たないレベルであり、長打を喫するシーンも目立つ。
C アルベルト・ミネオ(CHC)
メンバー入りしたプロスペクトではセリーと共にイタリア出身。10年に$225KでCHC入り。アーム & バッティングスキルに定評を得るも、マイナーでは4年でCS%26%。バッティングもアプローチが良い一方でパワーレスさがネック。A-A+ではOPS.604。
OF フェデリコ・セリー(LAD)
6-3/215と大柄なプロスペクト。PとしてもプレーしていたがLADではOFとしてプレー。15年はA-A+でOPS.605。ストレート & 変化球のコンビネーションへの対処に苦しんでいるが、攻守オールラウンドにバリューを生み出せるツールのパッケージだ。
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メキシコ(Mexico)
Wikipedia |
RHP エドガー・ゴメス(TB)
5-11/190と小柄ながらHS時はSSとしてもプレーしたアスリート。小さなテークバックからゾーンをアグレッシブに攻めるピッチング。14〜15年はSS・AいずれのクラスでもK/BBは3.00以上をマーク。リリーフながらKは少なく、アウトピッチが不足している?
RHP ダルトン・ロドリゲス(TOR)
(19)と若いPながらもソリッド。若くしてコマンド良くストレートを投げ分けるスキルを示し、スライダー & チェンジアップも平均以上のアウトピッチに成り得るとの評価を得る。しかしマイナーではRで平凡な内容。ERAは14年から7.02→5.25。K/BBは下降。
LHP ブレナン・バーナーディノ(CIN)
ケビン・ピラー(TOR)の出身校UCDHから14年ドラフト26巡目でCIN入り。シニアでのメジャークラブ入りながら15年は9月に入り2Gだけ3Aでもプレー。主にプレーしたAでは3.72ERAも、K/9は14年の10.5→7.9に下降。コマンドが平凡なタイプか?
C セビー・ザバラ(CWS)
15年ドラフティー。サンディエゴ州立大で15年は14ホーマー & OPS.936をマークすると12巡目でCWS入り。カンファレンスでも目立つオフェンスの持ち主との評価を得ていたが、RでもOPS1.029と良いスタートをマークしている。ディフェンスではCS%20%。
1B ルディ・フローレス(AZ)
13〜15年で計61ホーマーのロングヒッター。14年はA+で打率.301 & 28ホーマーをマークとブレークを辿った。15年は2Aで苦しんだもK%は32.8%→28.2%と向上。パワーツールは目立つレベルを示し、フリースインガーながらもヒッティングセンスも平均以上。
2B/SS ケビン・メドラノ(AZ)
ミズーリ州立大では1〜4年全てのシーズンで打率.300を上回るパフォーマンス。マイナーでも4年で.300/.362/.379たるスラッシュライン。パワーレスながらハイレベルなコンタクトスキルを示し、10SBレベルのスピードも両立。2Bディフェンスもソリッド。
IF/OF フアン・ペレス(CIN)
20〜30SBレベルのスピードツールが持ち味。ドラフトでは26巡目たる評価に止まったが、15年には3Aでのプレーに至った。14年には10ホーマー & 10SBをクリアも基本的にはパワーレスなフリースインガー。15年も2A-3AでOPS.624に止まるパフォーマンス。
OF ヤディー・ドレーク(LAD)
キューバ出身。メキシコを経ての亡命の末14年9月にLAD入り。15年はA-A+-2AでOPS.699に止まったがツールがダイナミック。パワーを示すスイングに加え、アームはPとして97マイルをマークするレベル。「ネクスト・プイグ(LAD)」との形容も。
1B/3B マリオ・マルチネス(BOS)
07年からプレーもキャリア9年でA+止まり。SEAでプレーの12年にA+で21ホーマー & OPS.794をマークとブレークを辿るも、ヒッターズパークでのパフォーマンスとしては平凡。15年はキャリアハイのBBをマークするも23止まり。パワーも目立たない。
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ベネズエラ(Venezuela)
Flickr.com |
1B/3B マリオ・マルチネス(BOS)
07年からプレーもキャリア9年でA+止まり。SEAでプレーの12年にA+で21ホーマー & OPS.794をマークとブレークを辿るも、ヒッターズパークでのパフォーマンスとしては平凡。15年はキャリアハイのBBをマークするも23止まり。パワーも目立たない。
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