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パン・アメリカン大会 & プレミア12と同じく、WBCもプレーするプロスペクトリストを仕上げねばなるまい。ネタに乏しいこのブログにとって、こうした国際大会の存在は非常に大きいモノであるのだ。
なワケで、以下リストの注である。
(注1)ロースターが未アップな国の場合は、ロースターが決定した後にアップデート予定である。また、1次ロースター入りも最終メンバー入りしなかったプロスペクトについてはポジション横に '*' を付けるので、チェック頂けると幸いだ。
(注2)WBCたる大会のシステム上、予選ラウンドのロースター→本戦ラウンドのロースターでのプロスペクトの紹介となる。従って予・本戦でのプレーの有無(例えば、予選からずっとロースターに入る人材もいれば、本戦からロースター入りするケースも考えられる)を区別する表記方法が必要となるハズだが、コレについては今後検討を行う予定である。
では、スタートしてみよう!
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オーストラリア(Australia)
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RHP トッド・バンスティーンセル(MIN)
ダイナミックなメカニクスはドントレル・ウィリス(LHP)をリスペクトしたモノ。マイナーでのプレーは09年からスタートも11年オフにMINからリリース。オランダでのプレーも経て14年から再びMIN入りすると、14~15年は124.1IPで152Kをマーク。
RHP ワーウィック・ソーポルド(DET)
シンプルなメカニクスから90~92マイルのストレート & スライダー。ズバ抜けたボールに欠けるもソリッドなタイプ。11年オフにDET入りしてからはSPとしてキャリアを辿り、15年は2A-3Aで4.08ERA。K・BBいずれも平凡だが上位クラスでも結果を出している。
RHP サム・ギボンズ(MIN)
Aで90.1IP/2.89ERA。21.2IPに及び失点0とズバ抜けたパフォーマンスもマークした。6-4/190とバランスの良いフレームからストレート & スライダーを投げ下ろす。ローゾーンを突くコマンドもソリッド。14~15年は155.1IPで5ホーマーを許すに止まった。
LHP スティーブン・ケント(ATL)
16年1月にATL入り。11年にATLをリリースも、15年オフのABLで万全のコンディションを示し再び評価が上がった。ABLでは77IP/79K/3.04ERA。オールスターゲームでは94マイルをマークした。5年ぶりとなる予定のマイナーは2Aスタートが目されている。
C アラン・デサンミゲル(KC)
シドニーラウンドスタート時点はマイナーリーグFAも、米12日にKC入り。Cとして示すリーダーシップの高さに定評を集める人材。ズバ抜けてはいないがスキル面もソリッドなディフェンダー。バッティングもBBを生み出せるだけのしぶとさがある。
*C マット・ケネリー(ATL)
兄ティムは05~13年までマイナーでプレー。弟サムもPITマイナーでIFとしてキャリアを辿る。08年オフにはBAリストでATL内 #20 にランクインも、現在は攻守いずれも平凡との見立て。Cディフェンダーとしてはハイレベルなアジリティーがウリか?
C ロビー・パーキンス(COL)
マット・ケネリーに代わりロースター入り。15年にAでCS%41%をマークしたアームツールが光る。13〜15年でR・SS・Aとステージを辿るもいずれのクラスでもバッティングスタッツは平凡。それでも周囲からはポテンシャルを高く買う評価も集まる。
IF ジェームズ・ベレスフォード(MIN)
マイナー9年で.285のアベレージ。13~15年は打率.300を2回クリア。アプローチも良く、2B/SSをメインでプレーするディフェンスもソリッド。攻守でスキが少ないタイプだが、パワー & スピードのレベルは大きなインパクトを生み出せるモノでは無い。
IF/OF ローガン・ウェード(MIN)
ラグビーでもプロ入りを狙えたアスリート。ガッチリとしたフレームにはパワーが詰まっており、12年にMIN入り時はダイナミックなSSとして評価を集めた。攻守にダイナミックなツールの持ち主もスタッツ上は平凡。アプローチ面がネックになっているか?
OF アーロン・ホワイトフィールド(MIN)
元々はソフトボールのSSとして実力を示していた人材。15年にMIN入り時点では野球プレー歴は1年止まり。しかし(19)ながら15年オフABLでは打率.314をマーク。ついには早くも野球でナショナル・チーム入りを果たした。本人曰くスピードツールがウリ。
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ニュージーランド(New Zealand)
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OF マックス・ブラウン(AZ)
15年ドラフト37巡目。15年ドラフトではカレッジクラスでも目立つアスリート。6-5/200と大きなフレームもプラスのスピードツールを示す。ドラフトイヤーは平凡なパフォーマンスに止まり、カレッジ全体でもKの多いアプローチがネックとして目立った。
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フィリピン(Philippines)
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C ブラッド・ヘイナル(MIA)
兄オースティン(RHP)と共にナショナル・チーム入り。サンディエゴ州立大出身で14年ドラフト18巡目。Cとしては大きなフレームもソリッドなディフェンスに定評。ドラフトイヤーに12ホーマー & OPS.943をマークしたバッティングも15年にSSで片鱗を示した。
1B アンジェロ・ソンコ(LAD)
14年4月にLADをリリース。しかし14~15年の米独立でのパフォーマンスを買われ再びLAD入りを果たした。A+で29ホーマー & 114打点と大ブレークした11年に止まらず、09~15年いずれのシーズンも10ホーマー以上のパワーが光る。Kの多いアプローチがネック。
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南アフリカ(South Africa)
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RHP ディラン・アンスワース(SEA)
本アカウントのトップ20リストでは #15 。コマンドの良さに支えられたストレート & チェンジアップのコンビネーションがウリも、14~15年にK/9が大きく向上。マイナー6年の427Kのうち50%を占める214Kはこの2年でマーク。K/BBも5.59を上回る。
RHP カラン・ピアース(MIN)
ロースター入りしたいとコメントしていたWBC予選に見事メンバー入り。ストレートはコンスタントに90マイル前半をマーク。コマンド & セカンドピッチは向上が求められるも、クリケット & ホッケー & ソフトボールもプレーしたアスリート性からアップサイドは大。
2B/SS ギフト・ンゴぺ(PIT)
南アフリカ出身タレントとしては史上初の40人ロースター入り。マイナー7年でOPS.683とバッティングは平凡なレベルも、SSディフェンスのハイレベルさはPIT内でも出色。トップ30リストには入るプロスペクトなハズ。先日弟のビクターもPIT入りを果たした。
OF ローワン・エバーソーン(MIN)
14年にMIN入り。5-10/200とガッチリしたフレームの左打者。フィールド全体を扱えるオールラウンドなバッティングスタイルと本人評。マイナーデビューをした15年はRでOPS.459。球速が大きく上がった環境へのアジャストに苦しむ1年となった。
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コロンビア(Colombia)
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*RHP タイロン・ゲレーロ(SD)
コンスタントに95〜98マイルをマークするストレートはMAX100マイル。スライダーのキレも良い。14年フューチャーズ・ゲームでもプレーとハイポテンシャルな人材だ。(18)からPとしてプレーとプレー歴が浅く、マイナー6年のBB/9は6.1止まりと不安定。
RHP ウィリアム・クエバス(BOS)
12年にSSで1.40ERA & K/BB=4.80とブレーク。スタッフが平凡で上位クラスでのアジャストに不安とされるも、15年に2A-3Aで3.17ERA。16年メジャーSTにも招待参加が決定。90マイル前半のストレート & カーブ & チェンジアップ。コントロールも平均以上。
RHP ジョナサン・エスクデロ(STL)
マイナー6年でK/9=9.2をマーク。特に13〜15年はいずれも10.0以上とKマシーン化を辿っている。リリーフメインの起用になったことで台頭したタイプの人材。コマンドはアバウト。SPとして平凡なパフォーマンス止まりだった原因となっている。
RHP イェイザー・マルーゴ(BAL)
FR4年目。いずれのシーズンもソリッドなパフォーマンスを示すも本国リーグでのプレーには至っていない。88〜91マイルのストレート & カーブ & チェンジアップ。BAL入り時はカーブ & チェンジアップのクオリティに高い評価を集めた人材。
RHP ナビル・クリスマット(NYM)
12〜14年はリリーフとしてハイレベルなK/9をマーク。15年に入りSPとしても62IP/63Kと平均を上回る支配力を示した。スリークォーターからのパワフルなストレート & スライダーのコンビネーションが光るハードボーラー。ストレートは94〜96マイル。
RHP ジョナサン・エスクデロ(STL)
マイナー6年でK/9=9.2をマーク。特に13〜15年はいずれも10.0以上とKマシーン化を辿っている。リリーフメインの起用になったことで台頭したタイプの人材。コマンドはアバウト。SPとして平凡なパフォーマンス止まりだった原因となっている。
RHP イェイザー・マルーゴ(BAL)
FR4年目。いずれのシーズンもソリッドなパフォーマンスを示すも本国リーグでのプレーには至っていない。88〜91マイルのストレート & カーブ & チェンジアップ。BAL入り時はカーブ & チェンジアップのクオリティに高い評価を集めた人材。
RHP ナビル・クリスマット(NYM)
12〜14年はリリーフとしてハイレベルなK/9をマーク。15年に入りSPとしても62IP/63Kと平均を上回る支配力を示した。スリークォーターからのパワフルなストレート & スライダーのコンビネーションが光るハードボーラー。ストレートは94〜96マイル。
LHP カルロス・ディアス(SF)
11〜14年はSPとしてプレーも15年にリリーフにコンバート。ハイレベルなコマンドが求められないポジションでのプレーで大きくブレークし、A+-2AでK/9=11.9をマーク。BAトップ30リスト入りは無しも、その付近に至るまでに評価を上げるシーズンとなった。
LHP グレゴリー・ナッポ(MIA)
マイナー5年で2.47ERA & K/BB=4.45。88〜90マイルのストレート & カーブで打者を翻弄するリリーバー。コネチカット大でプレー時から評価されていたコマンドがピッチングの土台となっている。ソリッドなPでパフォーマンスも上々もメジャーでのプレー無し。
LHP ケビン・エスコーシア(CWS)
弟フアン(RHP)もNYYでプレー。13〜14年はDSLで1点台のERAをマークし「スタッフ & コマンドいずれも向上を辿っている」とのスカウトもコメント。初のアメリカ本土でのプレーでは6.17ERA。すでに(21)とINアマとしては年齢を食っている点もネックか?
LHP デウィン・ペレス(STL)
OFとしてSTL入りした後Pにコンバート。アスレチックでリラックスしたメカニクスから91〜93マイルのストレート & カーブを投げ下ろす。アップサイドは大きくチームもSPとして育成を試みているも、コマンドの平凡さからゲームメイクに苦しんでいる。
LHP デウィン・ペレス(STL)
OFとしてSTL入りした後Pにコンバート。アスレチックでリラックスしたメカニクスから91〜93マイルのストレート & カーブを投げ下ろす。アップサイドは大きくチームもSPとして育成を試みているも、コマンドの平凡さからゲームメイクに苦しんでいる。
C ヘスス・ポソ(PHI)
マイナーでのパフォーマンスには表れていないも、攻守オールラウンドな人材として定評を集める。マイナー3年でCS%24%も、高いリーダーシップにも支えられディフェンダーとしての評価は高い。小柄ながらパンチ力を秘めたバッティングもウリになっている。
1B レイナルド・ロドリゲス(MIN)
(29)ながらマイナー8年で110ホーマー & OPS.828。08年オフのコロンビアWLでは MVP。当時からソリッドな1Bディフェンス & ラインドライブヒッティングに定評を集めていた。10〜15年全てのシーズンで2ケタホーマーとパワーも一定以上をマーク。
2B エイドリアン・サンチェス(WSH)
マイナー9年目の15年には2Aでもプレー。スピードツールがウリで11〜12年は計50SBをマーク。一方でその他のツールは平凡なレベル。フリースインガーな上パワーレスでマイナートータルでOPS.660。スピードもCSが多くスキル面の甘さがネック。
2B エイドリアン・サンチェス(WSH)
マイナー9年目の15年には2Aでもプレー。スピードツールがウリで11〜12年は計50SBをマーク。一方でその他のツールは平凡なレベル。フリースインガーな上パワーレスでマイナートータルでOPS.660。スピードもCSが多くスキル面の甘さがネック。
3B マウリシオ・ラモス(KC)
15年はA+のチームでMVPを得た人材。OPS.685ながらP有利な本拠で8ホーマー & 22本の2Bを放ち、チームのオフェンスを支えた。アプローチは平凡もミドルヒッターとしてのポテンシャルがあり、フルシーズンで10ホーマーレベルのパワーも示す。
OF ティト・ポロ(PIT)
5ツールポテンシャル。走・攻・守全てのプレーで大きなバリューを生み出せると評価を得ている人材だが、現時点では主にスピードが光るタイプ。15年にAでマークした46SBはチームマイナーでトップ。全体的なスキルの向上で真のブレークが見えてくる。
OF ハロルド・ラミレス(PIT)
本アカウントのリストではPIT内 #5 。年々パフォーマンスが向上を辿り、15年はA+で打率.337 & 22SB。フィールド全体を扱えるミドルヒッターでズングリしたフレームに反してスピーディ。OFディフェンスもレンジが広い。アームの平凡さからLF向き?
OF カルロス・ビダル(NYY)
14〜15年いずれもマイナーで目立つパフォーマンス。攻守バランスの良いタイプ。15年はリーグトップの49R & 同3位の74H。元々ゾーン理解が良く、プルクレイジーなアプローチも修正に着手。パワーツールは5-11/160のフレームが成熟を辿ることで向上するか?
RHP ラザロ・レイバ(BAL)
14年9月に$750KでBAL入りしたキューバ出身プロスペクト。15年はR-SSで2.76ERAをマークと上々のマイナースタート。バランスの良いフレームで93〜96マイルのストレート & スライダーのコンビネーションも光る。チェンジアップ & コマンドの不安定さがネック。
RHP カルロス・シエラ(HOU)
15年末にHOU入り。キューバ出身の人材も祖父がスペイン人たるルーツの持ち主。15年2月にスペインのシチズンシップを得ると、同年はスペイン国内リーグでSPとしてプレー。93〜95マイルのストレート主体なピッチングはパワフルもコマンドが甘い。
RHP ロジェリオ・アーメンテロス(HOU)
レイバ & シエラと同じくキューバ出身。亡命した後にバルセロナでトレーニングを行った点からスペインメンバー入りか?(21)と若い人材も15年は3人でトップとなるAでプレーした。SS-AではK/9=9.0をマーク。90〜92マイルのストレート主体のピッチング。
SS ルイス・ギヨーム(NYM)
15年サウスアトランティック・リーグ(A)MVP。レンジ & アームはズバ抜けてはいないもハンドリング & アクションの良さに支えられたSSディフェンスはGGレベルと評される。バッティングもパワーレスも.318のアベレージ & 54BB/70Kのアプローチを両立。
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スペイン(Spain)
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RHP ラザロ・レイバ(BAL)
14年9月に$750KでBAL入りしたキューバ出身プロスペクト。15年はR-SSで2.76ERAをマークと上々のマイナースタート。バランスの良いフレームで93〜96マイルのストレート & スライダーのコンビネーションも光る。チェンジアップ & コマンドの不安定さがネック。
RHP カルロス・シエラ(HOU)
15年末にHOU入り。キューバ出身の人材も祖父がスペイン人たるルーツの持ち主。15年2月にスペインのシチズンシップを得ると、同年はスペイン国内リーグでSPとしてプレー。93〜95マイルのストレート主体なピッチングはパワフルもコマンドが甘い。
RHP ロジェリオ・アーメンテロス(HOU)
レイバ & シエラと同じくキューバ出身。亡命した後にバルセロナでトレーニングを行った点からスペインメンバー入りか?(21)と若い人材も15年は3人でトップとなるAでプレーした。SS-AではK/9=9.0をマーク。90〜92マイルのストレート主体のピッチング。
SS ルイス・ギヨーム(NYM)
15年サウスアトランティック・リーグ(A)MVP。レンジ & アームはズバ抜けてはいないもハンドリング & アクションの良さに支えられたSSディフェンスはGGレベルと評される。バッティングもパワーレスも.318のアベレージ & 54BB/70Kのアプローチを両立。
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フランス(France)
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C アンディ・パズ(OAK)
キューバ出身も06年にフランスに移住。シチズンシップも得ており13年WBCでもプレーした。マイナー5年でA止まりもCS%39%とディフェンシブ。バッティングは米本土入りしてからアベレージ面で苦しいシーズンを送っているも、アプローチ自体の良さは光る。
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パナマ(Panama)
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RHP ダリオ・アルガザル(PIT)
マイナー3年でBB/9=1.5とコントロールの良さが光る。リラックスしたメカニクスからテンポ良くゾーンを攻める。15年はSSで2.72ERAと安定したパフォーマンスを示しリーグのオールスターにも選出。K/9は3年いずれも6.0を下回る内容とスタッフは平凡。
RHP ハロルド・アラーズ(PHI)
15年オフにケン・ジャイルズ(RHP)のトレードでPHI入り。11年5月にはドミニカのプロスペクト・リーグでMVPとアマ時代から評判の人材。バランスの良いフレーム & クリーンなメカニクスからアップサイド評は大。15年はSSで5.75ERAと苦しいシーズン。
RHP パオロ・エスピーノ(WSH)
06年からパナマメンバーとしてWBCでプレー。10年には3Aでプレーも15年に至るまでメジャーでのプレー無し。90マイル前半のストレート & プラスのカーブのコンビネーションでゲームを組み立てる。14〜15年はK/BBも4.00以上とコマンドも安定。
RHP ハンベルト・メヒア(MIA)
スラリとしたフレームのSPでアップサイドの大きさを感じさせる。FRでは1.69ERA & K/BB=5.07とソリッドなパフォーマンスを示した。本人も地元メディアにコマンド良くゲームを組み立てることに対して自信を滲ませつつあることをコメント。
RHP アリエル・フラド(TEX)
マイナー3年で20勝2敗 & 2.27ERA & K/BB=7.70とズバ抜けたパフォーマンス。(19)でプレーしたAでも2.45ERAをマーク。小柄なフレームでポテンシャルも平凡もハイフロアーなタイプ。90〜92マイルのストレート & チェンジアップをコマンド良く扱う。
LHP アンディ・オテロ(ATL)
10年シーズンはTJを受けて全休。09年はFRでSPとしてプレーも11〜15年は85G(5GS)とリリーフメイン。ストレートは88〜90マイル。プラス評価を得るカーブをアウトピッチにスライダー & チェンジアップもソリッド。15年はA+では2.58ERAをマーク。
LHP アルベルト・バルドナド(NYM)
95〜96マイルのパワフルなストレートが光る。SPとしてはコマンド不足で平凡なパフォーマンスに甘んじたが、リリーバーとしては2ケタのK/9をマーク。やや独特なメカニクスでデセプションが利いたオーバースロー。カーブのクオリティも平均以上。
SS ハビアー・ゲラ(BOS)
15年オフにクレイグ・キンブレル(RHP)のトレードでSD入りしたメインパッケージの1人。センスに溢れたディフェンスに定評を集めていたが、15年にAで15ホーマー & OPS.778とバッティングで向上を辿ったことでトッププロスペクト入りを果たした。
SS エドモンド・ソーサ(STL)
MLB公式リストではチーム内 #5 にランクイン。(20)ながらも攻守で同じ世代の人材よりもソリッドと評される。バッティングはアプローチの良いミドルヒッター。15年に入りISO.185とパワーアップも辿った。マイナー3年でSS以上でのプレーは無し。
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チェコ(Czech Republic)
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C マーティン・セルベンカ(CLE)
13年WBCでも(20)にしてメンバー入り。Aではフランシスコ・メヒア(C)に阻まれCとしてのプレーに恵まれずも、09年のCLE入り時はアスリート性に支えられた攻守に定評を集めた人材。マイナーでは13〜15年いずれもOPS.400台と平凡なパフォーマンス。
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ドイツ(Germany)
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RHP マーカス・ソルバック(AZ)
88〜91マイルのストレート & チェンジアップ主体のシンプルなスタイル。ポテンシャルには乏しいもマイナー5年でBB/9=1.8とコントロールが安定している。ストレートはムーブメントで打者を欺けるボール。15年はA-A+で11勝 & 3.40ERAとキャリアハイ。
RHP スヴェン・シュラー(LAD)
バランスの良いフレームから90マイルオーバーのストレート主体のスタイル。ハイポテンシャルさを買われメジャークラブ入りも、ドイツのナショナル・チーム入りは17年WBCが初となる。支配力は高いも14〜15年で36.2IP/33BBとコントロールが平凡。
C ブルース・マックスウェル(OAK)
ドラフト時からレシービングスキルが向上。パワフルなアームと共にソリッドなディフェンダーとして評価を集めプロスペクトとしてのバリューもアップ。バッティングはアプローチの良さが光るも、パワーポテンシャルは未だ証明出来ず苦しいシーズンを送る。
SS ナディアー・ジャティフィー(CIN)
14年7月にCIN入り。(18)にしてナショナル・チームメンバー入りを果たした。ドイツでプレー時からソリッドさが光るパフォーマンスを示していたが、15年も9Gに止まるもRで打率.313をマーク。アプローチの良いショートヒッタータイプか?
OF ドミニク・テイラー(KC)
フランクフルト出身。ドラフトイヤーの13年にRで8ホーマー & 13SBとブレーク。スピードツール主体のバックアップOFタイプと目されたがパワー & スピードのコンビネーションで注目を集めた。15年はA+でOPS.564止まりもP有利な本拠の影響も大か?
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メキシコ(Mexico)
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RHP ジェーク・サンチェス(OAK)
12〜13年は米独立でプレー。スリークォーターのリリースからストレート & スライダー & チェンジアップをコマンド良く扱うスタイルはソリッド。14〜15年いずれも130IP以上でプレーのタフさもウリ。マイナー上位ではアウトピッチ不足に苦しさを滲ませている。
RHP スティーブン・ランダーズリー(SEA)
スリークォーターからシンカー & カーブ & チェンジアップ。コマンドも込みでPとしてズバ抜けた点に欠けるも、コレと言った欠点も少ないタイプ。マイナーでは2A以上から平凡なパフォーマンス止まり。15年は2A-3Aで6.18ERA。126.1IPで150本のHを許した。
RHP アンドレス・アビラ(OAK)
コマンドの良さに支えられたピッチング。SPとしては安定したパフォーマンスを示すことが出来ず13年オフのWLからリリーフにコンバート。支配力はズバ抜けてはいないもK/BBは14〜15年いずれも3.40以上。16年はメジャーデビューも狙うシーズンとなる。
RHP ジオバンニ・ギャレゴス(NYY)
リリーフコンバートでブレーク。93〜95マイルのストレート & ハードカーブ主体。コマンドもソリッドでスリーパーとして評価を集めていた人材。SPとしてプレー時からK/BBはハイレベルでマイナー4年で5.00。リリーフに回ったことでH/9が大きく向上した。
LHP ダニエル・ロドリゲス(BAL)
12年にメキシカン・リーグで2.54ERA & K/9=10.3とブレークを辿り注目を集めた人材。同年には(27)にしてATL入りも14年オフにトレードでBAL入り。リラックスしたメカニクスからストレート & カーブ & チェンジアップを投げ下ろす。
*C セバスチャン・バリー(NYY)
かつてはPHIでトッププロスペクトの1人として高い評価。11年オフにはBAリストでPHI内 #3 。ソリッドなディフェンダーで特にここ2年はCS%もコンスタントに30%以上を叩き出している。フリースインガーも15年はBB%でキャリアハイの8.1%と向上。
C ホルヘ・カリーヨ(NYM)
アームツールが平凡もレシービングスキルに評価を集めるディフェンダー。バッティングはカレッジでプレー時からソリッドなアプローチが光るミドルヒッター。11〜14年で計5ホーマー止まりだったパワーも15年に10ホーマーと大きな向上を辿った。
SS アレックス・メヒア(STL)
父カルロは元メキシカン・リーガー。カレッジでハイアベレージを叩き出したバッティング評は平凡もコンタクトスキルが高い。ディフェンダーとしてはメジャーレベルでもSSをプレー出来ると評されている。ライアン・ジャクソン(PHI)と似たタイプか?
OF セバスチャン・エリザルド(CIN)
10〜13年はメキシカン・リーグでプレー。13年にCIN入りすると14年にA-A+で16ホーマー & 19SB & OPS.859とブレーク。A+ではアプローチに苦しむもパワー & スピードのツールを示す。OFディフェンスも平均以上。攻守バランスの良いオールラウンダー。
OF レオナルド・ヘラス(HOU)
13年8月にジャフェット・アマダー(NPB・楽天)と共にHOU入り。同年はメキシカン・リーグで11ホーマー & 14SB & OPS.917とパワー & スピードのコンビネーションを証明。マイナーではソリッドなアプローチが光る内容。OF3ポジションをプレー出来る点もウリ。
OF フアン・ペレス(OF)
15年オフにはプレミア12でもメンバー入り。スピードツールをウリに評価を上げ15年には3Aでもプレーした。フリースインガーでパワーも決してズバ抜けたツールではないとややインパクト不足なイメージは拭えない。初の3AでもOPS.565と苦しんだ。
RHP ボー・タカハシ(AZ)
16年はSSから一気にA+までステップアップ。(19)ながらコマンドに支えられたプレーが光り、SS-A-A+合計で2.82ERAをマーク。本人もアグレッシブにゾーンを攻めるスタイルに自信を深めつつある。アウトピッチ不足からか、マイナー全体のK/BB=2.15は平凡。
RHP チアゴ・ビエイラ(SEA)
13年WBCではブラジルチームのクローザー。SPコンバートを経て14〜16年はリリーフとしてプレー。16年に入りコントロールが安定しA+で2.92ERA & K/9=10.6とブレーク。基本は91〜93マイルのストレート & スライダーを主体としたパワーピッチ。
LHP エディルソン・バティスタ(BOS)
左のオーバースロー。16年はFRでSPとしてプレーし2.39ERAをマークした人材。(18)でFR止まりとソリッドさではマイナーで評判なブラジル出身プロスペクトと比べ1ランク下か?コントロールは安定しているもFR2年でK/9は5.6止まり。
C/1B ルイス・パズ(LAD)
ロースターではCとしてメンバー入りもマイナーでは主に1B。13〜15年はFRでくすぶっていたが、16年に入りRでOPS.892とパワーが向上。3Bもここ2年で11本をマークしている。Cとしてはマイナー計32Gのプレー止まり。全19回の被企画でCSはわずかに1回。
IF レオナルド・レジナト(MIN)
13年WBCでは3番・3Bとしてブラジルオフェンスを支えた人材。コンパクトなスイングでIFの間を抜くコンタクトヒッター。マイナーでのパフォーマンスはズバ抜けていないが、SSを主にIF全てのポジションをプレー出来るユーティリティ性でバリューは大。
*2B クリスチャン・ロペス(TOR)
バッティングポテンシャルに高い評価を集める人材。元々SSをプレーしていた身で2Bディフェンスもソリッド。13〜15年はウリのバッティングで平凡な内容に甘んじたが、16年はA+-2Aで6ホーマー & OPS.746。ギャップを抜く本来のスタイルで結果を出している。
*2B ティモシー・ロペス(SEA)
兄クリスチャンと共にブラジルメンバー入り。ちなみに2人はいずれも出身はカリフォルニア州である。兄と比べるとディフェンシブな人材とのポジションだったが、ここ2年はバッティングでも向上。2Aでは打率.289 & 23SBをマーク。パワーレスな点がネック。
2B/SS ボー・ビシェット(TOR)
16年ドラフティー。兄ダンテと共にブラジルメンバー入り。小柄なフレームも攻守エネルギッシュ。HS時はショーケースのHRダービーを制しており、パワーは平均を上回るレベル。RでもOPS1.182をマークした。ディフェンスはレンジ&アームの平凡さから2B向き?
3B ダンテ・ビシェット(NYY)
同姓同名の父はメジャー計274ホーマーのOF。11年ドラフト時は #51 の高い評価に加え、父と似た顔立ちでも注目を集めた。父と同じくパワフルなバッティングがウリと評されたが、マイナー6年でOPS.690止まり。ドラフト時の見立てよりもパワーが伸びていない。
OF ガブリエル・マシエル(AZ)
15年U18W杯のリードオフが早くもナショナル・チーム入り。同大会では攻守でエネルギッシュなプレーを示し大きなインパクトを与えた。パワーレスながらスピードに支えられた攻守がウリでアームツールも平均以上。16年はRでプレーし48Gで打率.286 & 15SB。
*RHP ジェーク・エシュ(MIA)
ジョージア工科大では主にSSとしてプレーも、11年ドラフト後マイナーでSPコンバート。SS出身らしくアスレチックさが光り、スムースなメカニクスから92〜94マイルのストレート & スライダー & チェンジアップ。P歴の短さを考えると大きな成長を辿っている。
LHP ブレーク・テイラー(NYM)
13年ドラフト #51 でPIT入り。14年にイスラエルメンバー入りのアイク・デービス(1B)とのトレードでNYM入りした。マイナー4年で28Gでのプレー止まりなコンディションに加え、コントロールもネック。ボール単体ではストレート & カーブのクオリティが光る。
LHP クリス・リード(MIA)
ロンドン出身。11年にLADから #16 でドラフト。マイナーではSPとしてキャリアをスタートもチェンジアップが伸びず15年にリリーフコンバート。16年はネックだったコマンドが向上し11GSしているが、基本はストレート & スライダー主体のリリーフ向き。
LHP マイケル・ロス(TEX)
10〜11年はサウスカリフォルニア大がCWSを制するのに大きく貢献。左サイドの技巧派でポテンシャル評は平凡も、マイナー29Gでのプレーで13年にはメジャー入りを果たした。パワーレスでメジャー3年では8.50ERA止まり。上位クラスでは痛打が目立つ。
C クリス・バーセット(CIN)
母がイングランド出身でイギリスメンバー入りの資格を有している。HS時はバスケット & 野球いずれもでチームのMVPを得たアスリート。マイナーではディフェンス面でアスリート性を示し、アジリティ & アームいずれも良い。バッティングは3AでOPS.586。
2B カイル・シモンズ(PIT)
バハマ出身のINプロスペクト。元々はSSもマイナーでは2Bが主。16年はFRでプレーし打率.163も30BB/40KのアプローチでOBPは.408をマーク。パワーレスもスピーディなタイプだけに、強い打球が放てるレベルに至れれば面白い人材なハズ。
3B ジョーダン・セレナ(LAA)
コロンビア大史上23人目のドラフティー。カレッジでプレー時からスピードツールがウリで、15年にはRでも44Gで18SB。カレッジではOFもマイナーでは主に3B。SSとしても計17Gでプレー。3Bとしてはパワーが足りず、16年はウリのスピードも活かせていない。
SS ジャスラド・チズホルム(AZ)
バハマ出身。アメリカのHSでプレーも15年ドラフト前にバハマに戻りINアマとしてAZ入り。5-11/165と小柄なフレームもRで8ホーマー & 13SB & OPS.817とスタッツはダイナミック。SSディフェンスの評価も上々。オールラウンダーのポテンシャルは詰まっている。
OF トッド・アイザックス(CLE)
チズホルムと同じ世代もこちらはドラフト経由でメジャークラブ入り。16年はSSでプレーし打率.340 & OPS.900とインパクト大なバッティング。OFコーナーに見合うオフェンスは示した。マイナー2年で5BB/61K(全68G)のアプローチは改善が必要。
OF レシャード・マンロー(CIN)
スピーディなリードオフタイプのOF。15〜16年は計72Gで21SBをマーク。失敗も4回止まりとスキルも一定レベルを示し、アプローチもソリッド。シモンズと同じくパワーレスでRでは51ABで8H止まり。パワーアップが目下のゴールとなる。
OF バイロン・マレー(SF)
14年ドラフトからマイナーで苦しいシーズンを送る。16年はA+にアサインも8月末からRでプレー。平均レベルのパワーを示すもトータルで目立ったツールには欠ける。アプローチも粗くOBPも伸び悩み気味。ポジションはLFが主なだけに物足りなさは拭えない。
OF チャンプ・スチュアート(NYM)
20-80スケールで80のスピードツールを持ち味に14年オフはBAリストでNYM内 #23 に食い込んだ。16年はキャリアハイの8ホーマーとネックのパワーで向上を辿り、36SBとスピードも健在。リードオフタイプとしてはKが多く、マイナー4年で324G/450K。
RHP コリー・ベーカー(STL)
11年ドラフト #1490 からジワジワと評価を上げ、16年は3Aでもプレー。14〜15年はスウィングマンとしてソリッドなパフォーマンスも、SPメインな16年は5.95ERAと平凡なパフォーマンス。コマンド良くゾーンを攻められる一方で、アウトピッチは不足気味。
RHP ブラッド・ゴールドバーグ(CWS)
90マイル半ばのストレート & スライダー主体のパワーリリーバー。15〜16年にかけてリリーフとしてERA2点台とソリッドなパフォーマンスを示し、メジャー入りも近いハズだ。変化球のレパートリーも多彩だが、SPとしては不安定なコントロールがネックとなる。
RHP タイラー・ヘロン(NYM)
07年オフにはBAリストでSTL内 #10 にランクインも、15〜16年は米独立でプレー。16年は7GSで2CG & 0.80ERAと目立つパフォーマンスを示し7月からNYMでプレー。コマンド良くシンカー & カーブ & チェンジアップを扱うピッチングスタイル。
RHP ディーン・クレーマー(LAD)
父母いずれもイスラエル出身。自身もイスラエル市民であり、ドラフトを受けた史上初のイスラエル市民としてメジャー史に名を刻んでいる。バックグラウンドに止まらず、アクションに富むストレート & カーブのコンビネーションもソリッド。
RHP トロイ・ネイマン(COL)
6-6/195の長身リリーバー。エフォートレスなメカニクスからストレート & スライダー & カーブを投げ下ろす。メジャーリーガーが史上3人のみの無名カレッジ出身からアマFAとしてCOL入りも、マイナー4年の内容はソリッド。16年はA+でK/9=10.5。
RHP ジョーイ・ワグマン(OAK)
13年ドラフトで入団したCWSは3ヶ月のプレーでリリース。米独立を経て14年にOAK入りしてからはソリッドなコマンドに支えられたパフォーマンスをマーク。マイナー4年のK/BB=3.72。スキルは申し分無いが痛打を許すシーンが目立つのはパワーレスさから?
LHP アレックス・カッツ(CWS)
マイナー2年でK/9=10.0をマークするリリーバー。ストレート & スライダー & カーブのコンビネーションで打者を抑える。カレッジでプレー時からのネックではあるコマンドは未だ向上無しも、フルタイムのリリーフに回ることでK/9は向上を辿った。
LHP ジャレッド・ラカインド(PIT)
HSでは投打2刀流。10〜12年は1BとしてプレーもSSで早くもスランプ。13年からPにコンバートされた。15年にリリーフとしてR-Aで1.69ERAとブレークすると、16年も2Aで2.88ERAをマーク。ストレート & スライダー主体のピッチングスタイル。
LHP R.C.オーラン(WSH)
カレッジでプレー時からKマシーンとして定評。マイナーでも4年でK/9=9.3をマークしている。14〜15年にかけてコントロールで向上を辿るも、16年はA+でBB/9=8.2。真上から投げ下ろすデリバリーは打者を欺ける一方で、リリースポイントが不安定。
C ニック・リックレス(WSH)
ステットソン大ではジェーコブ・ディグロム(NYM)とバッテリーを組んだC。マイナー5年でCS%=42%をマークするキャノンアーム。一方でバッティングは11年にR-SSでOPS.829を叩き出してから平凡なパフォーマンスに甘んじている。
1B コディ・デッカー(BOS)
13年WBCでもメンバー入り。UCLAでプレー時から目立つバッティングスタッツを叩き出し、マイナー8年でも171ホーマー & OPS.862。アスリート性に乏しく、特にスイングスピードの遅さがネック。12年には3Aでプレーも、メジャーデビューは15年までズレた。
SS スコット・バーキャム(COL)
カレッジではシニアイヤーの15年にブレーク。同年ドラフトでCOLからピック。カレッジでは14〜15年で打率.300以上をクリアも、マイナー2年は.230台のアベレージ。アプローチも粗く、攻守でインパクトに欠ける内容に甘んじている。
*IF タイ・ケリー(NYM)
ズバ抜けたBBマシーンとしてBALでプレー時から定評。ミドルヒッターながら13年は2A-3Aで102BB/90K。16年も.333たるハイアベレージも伴いOBPは.415をマーク。メジャーデビューも果たした。2B/3Bを主にIF/OF全てプレー出来るユーティリティ性もウリ。
OF ザック・ボーレンステイン(AZ)
マイナー6年でOPS.842とオフェンシブ。ツールは目立つモノは無しも、平均を上回るパワーナンバーをベースにプロスペクトとしての評価を固めてきた。15年に向上を辿ったアプローチは16年に再び悪化。OFディフェンスもLFに収まるレベルに止まる。
OF レット・ワイズマン(WSH)
バンダービルト大ではダンスビー・スワンソン(ATL)とチームメート。先日メジャー入りしたスワンソンに対しこちらはA+止まり。パワー & スピードを両立し10ホーマー & 14SBもOPS.707。5ツールタイプながらツール自体のクオリティはズバ抜けてはいない。
OF マイケル・メイヤーズ(BOS)
リードオフタイプのOF。ギャップヒッターとしてのポテンシャルを示し15〜16年は.270以上のアベレージ。16年はA+で24SBもマークしている。13年に2BからコンバートのOFディフェンスは平凡。スピードはあるもルート決めが甘く、打球処理に難がある。
******************
ニカラグア(Nicaragua)
Flickr.com |
RHP ケビン・ガーディー(SEA)
13年に$42KでSEA入り。14→15年でRからFRに送られるトランザクション。元々は3BとしてプレーもPとしてのポテンシャルを評価される形でスカウトを受けた。FRでは2.25ERA & K/BB=4.63をマークとソリッドなパフォーマンスを示した。
RHP カルロス・ゴンザレス(CIN)
カレッジではSPとしてプレーもマイナーでは164G(16GS)とリリーフメイン。ポテンシャルは平凡で91〜93マイルのストレートはMAX95マイル。カッター気味のスライダーとのコンビネーションでバットの芯をズラすスタイル。15年のK/9は5.9に止まった。
RHP オスマン・グティエレス(TOR)
バランスの良いフレームが光るグラウンドボーラー。マイナー4年のERAはズバ抜けてはいないも、FR3年では1本もホームランを許さなかった。ストレートはMAX95マイル。初の本土リーグでのプレーではBB/9が向上。コントロール面で成長を辿っている。
RHP ジョナサン・ロアイシガ(NYY)
3月に入りNYY入りが決定。弟マイクも15年オフにLAD入りを果たしたSSプロスペクト。元々はSFでプレーし13年にはFRで8勝 & 2.75ERAをマークも、14〜15年は故障でプレー無し。小柄なフレームでK/9も平凡とポテンシャルは平凡か?
RHP ディオマー・ロペス(SD)
13年にキュラソーで行われたユースカップではノーヒッターをマーク。マイナーではリリーバーとしてプレー。FRでのプレー止まりながらいずれのシーズンも2.0を下回るBB/9をマーク。コマンドの良さに支えられながらソリッドなパフォーマンスを示している。
RHP ジョニー・ポランコ(BOS)
15年オフのルール5ドラフト(マイナーフェーズ)にてBOSからドラフト。12〜15年はいずれのシーズンもIP以上のKをマークしたリリーバー。15年には2.2IPのみながら2Aでもプレーした。ストレート & カーブ主体の2ピッチタイプ。コマンドが不安定。
LHP レオナルド・クロフォード(LAD)
14年に$45KでLAD入り。ダイナミックなメカニクスからストレート & カーブ主体のピッチング。FRでは1.41ERA & K/BB=7.40。IPを上回るKもマークと目立つパフォーマンス。6月12日には6.2IPをノーヒットピッチング。メカニクスはフルエフォート気味。
C メルビン・ノボア(TEX)
契約金$350KでTEX入り。中南米出身CらしくメジャーでGG計13回のイバン・ロドリゲスを尊敬する。FRではCS%58%とズバ抜けたパフォーマンスを示し、バッティングセンスも一定のレベル。15年はRでOPS.700を上回った一方、CS%は26%と大きくダウン。
SS オマー・オブレゴン(ATL)
ヒッティング & スピードツールに支えられたプレー。12〜15年でホームランは1本も無しとパワーレスながらアプローチもソリッド。15年はAで打率.274 & 31SBをマーク。チームのトッププロスペクトであるオズハイノ・アルビースと2遊間を組んだ。
SS アレックス・ブランディノ(CIN)
ニカラグア系アメリカ人としてメンバー入り。14年ドラフト #29 のトッププロスペクト。カレッジでは3Bとして評価を集めるもマイナーでは主にSSとしてプレー。攻守でズバ抜けたツールはないもソリッドなプレーが光る。2B向きの人材と評するスカウトも?
OF ハイロ・ベラス(TEX)
父がニカラグア出身。12年に契約金$4.5MでTEX入り。5ツールタイプのタレントとして高い評価を集め、15年オフBAリストではTEX内 #16 にランクイン。15年は以前よりもフィールド全体を扱え、変化球への対処にも一定の向上。アプローチの向上がカギ?
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ブラジル(Brazil)
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RHP ボー・タカハシ(AZ)
16年はSSから一気にA+までステップアップ。(19)ながらコマンドに支えられたプレーが光り、SS-A-A+合計で2.82ERAをマーク。本人もアグレッシブにゾーンを攻めるスタイルに自信を深めつつある。アウトピッチ不足からか、マイナー全体のK/BB=2.15は平凡。
RHP チアゴ・ビエイラ(SEA)
13年WBCではブラジルチームのクローザー。SPコンバートを経て14〜16年はリリーフとしてプレー。16年に入りコントロールが安定しA+で2.92ERA & K/9=10.6とブレーク。基本は91〜93マイルのストレート & スライダーを主体としたパワーピッチ。
LHP エディルソン・バティスタ(BOS)
左のオーバースロー。16年はFRでSPとしてプレーし2.39ERAをマークした人材。(18)でFR止まりとソリッドさではマイナーで評判なブラジル出身プロスペクトと比べ1ランク下か?コントロールは安定しているもFR2年でK/9は5.6止まり。
C/1B ルイス・パズ(LAD)
ロースターではCとしてメンバー入りもマイナーでは主に1B。13〜15年はFRでくすぶっていたが、16年に入りRでOPS.892とパワーが向上。3Bもここ2年で11本をマークしている。Cとしてはマイナー計32Gのプレー止まり。全19回の被企画でCSはわずかに1回。
IF レオナルド・レジナト(MIN)
13年WBCでは3番・3Bとしてブラジルオフェンスを支えた人材。コンパクトなスイングでIFの間を抜くコンタクトヒッター。マイナーでのパフォーマンスはズバ抜けていないが、SSを主にIF全てのポジションをプレー出来るユーティリティ性でバリューは大。
*2B クリスチャン・ロペス(TOR)
バッティングポテンシャルに高い評価を集める人材。元々SSをプレーしていた身で2Bディフェンスもソリッド。13〜15年はウリのバッティングで平凡な内容に甘んじたが、16年はA+-2Aで6ホーマー & OPS.746。ギャップを抜く本来のスタイルで結果を出している。
*2B ティモシー・ロペス(SEA)
兄クリスチャンと共にブラジルメンバー入り。ちなみに2人はいずれも出身はカリフォルニア州である。兄と比べるとディフェンシブな人材とのポジションだったが、ここ2年はバッティングでも向上。2Aでは打率.289 & 23SBをマーク。パワーレスな点がネック。
2B/SS ボー・ビシェット(TOR)
16年ドラフティー。兄ダンテと共にブラジルメンバー入り。小柄なフレームも攻守エネルギッシュ。HS時はショーケースのHRダービーを制しており、パワーは平均を上回るレベル。RでもOPS1.182をマークした。ディフェンスはレンジ&アームの平凡さから2B向き?
3B ダンテ・ビシェット(NYY)
同姓同名の父はメジャー計274ホーマーのOF。11年ドラフト時は #51 の高い評価に加え、父と似た顔立ちでも注目を集めた。父と同じくパワフルなバッティングがウリと評されたが、マイナー6年でOPS.690止まり。ドラフト時の見立てよりもパワーが伸びていない。
OF ガブリエル・マシエル(AZ)
15年U18W杯のリードオフが早くもナショナル・チーム入り。同大会では攻守でエネルギッシュなプレーを示し大きなインパクトを与えた。パワーレスながらスピードに支えられた攻守がウリでアームツールも平均以上。16年はRでプレーし48Gで打率.286 & 15SB。
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イギリス(The United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)
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*RHP ジェーク・エシュ(MIA)
ジョージア工科大では主にSSとしてプレーも、11年ドラフト後マイナーでSPコンバート。SS出身らしくアスレチックさが光り、スムースなメカニクスから92〜94マイルのストレート & スライダー & チェンジアップ。P歴の短さを考えると大きな成長を辿っている。
LHP ブレーク・テイラー(NYM)
13年ドラフト #51 でPIT入り。14年にイスラエルメンバー入りのアイク・デービス(1B)とのトレードでNYM入りした。マイナー4年で28Gでのプレー止まりなコンディションに加え、コントロールもネック。ボール単体ではストレート & カーブのクオリティが光る。
LHP クリス・リード(MIA)
ロンドン出身。11年にLADから #16 でドラフト。マイナーではSPとしてキャリアをスタートもチェンジアップが伸びず15年にリリーフコンバート。16年はネックだったコマンドが向上し11GSしているが、基本はストレート & スライダー主体のリリーフ向き。
LHP マイケル・ロス(TEX)
10〜11年はサウスカリフォルニア大がCWSを制するのに大きく貢献。左サイドの技巧派でポテンシャル評は平凡も、マイナー29Gでのプレーで13年にはメジャー入りを果たした。パワーレスでメジャー3年では8.50ERA止まり。上位クラスでは痛打が目立つ。
C クリス・バーセット(CIN)
母がイングランド出身でイギリスメンバー入りの資格を有している。HS時はバスケット & 野球いずれもでチームのMVPを得たアスリート。マイナーではディフェンス面でアスリート性を示し、アジリティ & アームいずれも良い。バッティングは3AでOPS.586。
2B カイル・シモンズ(PIT)
バハマ出身のINプロスペクト。元々はSSもマイナーでは2Bが主。16年はFRでプレーし打率.163も30BB/40KのアプローチでOBPは.408をマーク。パワーレスもスピーディなタイプだけに、強い打球が放てるレベルに至れれば面白い人材なハズ。
3B ジョーダン・セレナ(LAA)
コロンビア大史上23人目のドラフティー。カレッジでプレー時からスピードツールがウリで、15年にはRでも44Gで18SB。カレッジではOFもマイナーでは主に3B。SSとしても計17Gでプレー。3Bとしてはパワーが足りず、16年はウリのスピードも活かせていない。
SS ジャスラド・チズホルム(AZ)
バハマ出身。アメリカのHSでプレーも15年ドラフト前にバハマに戻りINアマとしてAZ入り。5-11/165と小柄なフレームもRで8ホーマー & 13SB & OPS.817とスタッツはダイナミック。SSディフェンスの評価も上々。オールラウンダーのポテンシャルは詰まっている。
OF トッド・アイザックス(CLE)
チズホルムと同じ世代もこちらはドラフト経由でメジャークラブ入り。16年はSSでプレーし打率.340 & OPS.900とインパクト大なバッティング。OFコーナーに見合うオフェンスは示した。マイナー2年で5BB/61K(全68G)のアプローチは改善が必要。
OF レシャード・マンロー(CIN)
スピーディなリードオフタイプのOF。15〜16年は計72Gで21SBをマーク。失敗も4回止まりとスキルも一定レベルを示し、アプローチもソリッド。シモンズと同じくパワーレスでRでは51ABで8H止まり。パワーアップが目下のゴールとなる。
OF バイロン・マレー(SF)
14年ドラフトからマイナーで苦しいシーズンを送る。16年はA+にアサインも8月末からRでプレー。平均レベルのパワーを示すもトータルで目立ったツールには欠ける。アプローチも粗くOBPも伸び悩み気味。ポジションはLFが主なだけに物足りなさは拭えない。
OF チャンプ・スチュアート(NYM)
20-80スケールで80のスピードツールを持ち味に14年オフはBAリストでNYM内 #23 に食い込んだ。16年はキャリアハイの8ホーマーとネックのパワーで向上を辿り、36SBとスピードも健在。リードオフタイプとしてはKが多く、マイナー4年で324G/450K。
********************
イスラエル(Israel)
Flickr.com |
RHP コリー・ベーカー(STL)
11年ドラフト #1490 からジワジワと評価を上げ、16年は3Aでもプレー。14〜15年はスウィングマンとしてソリッドなパフォーマンスも、SPメインな16年は5.95ERAと平凡なパフォーマンス。コマンド良くゾーンを攻められる一方で、アウトピッチは不足気味。
RHP ブラッド・ゴールドバーグ(CWS)
90マイル半ばのストレート & スライダー主体のパワーリリーバー。15〜16年にかけてリリーフとしてERA2点台とソリッドなパフォーマンスを示し、メジャー入りも近いハズだ。変化球のレパートリーも多彩だが、SPとしては不安定なコントロールがネックとなる。
RHP タイラー・ヘロン(NYM)
07年オフにはBAリストでSTL内 #10 にランクインも、15〜16年は米独立でプレー。16年は7GSで2CG & 0.80ERAと目立つパフォーマンスを示し7月からNYMでプレー。コマンド良くシンカー & カーブ & チェンジアップを扱うピッチングスタイル。
RHP ディーン・クレーマー(LAD)
父母いずれもイスラエル出身。自身もイスラエル市民であり、ドラフトを受けた史上初のイスラエル市民としてメジャー史に名を刻んでいる。バックグラウンドに止まらず、アクションに富むストレート & カーブのコンビネーションもソリッド。
RHP トロイ・ネイマン(COL)
6-6/195の長身リリーバー。エフォートレスなメカニクスからストレート & スライダー & カーブを投げ下ろす。メジャーリーガーが史上3人のみの無名カレッジ出身からアマFAとしてCOL入りも、マイナー4年の内容はソリッド。16年はA+でK/9=10.5。
RHP ジョーイ・ワグマン(OAK)
13年ドラフトで入団したCWSは3ヶ月のプレーでリリース。米独立を経て14年にOAK入りしてからはソリッドなコマンドに支えられたパフォーマンスをマーク。マイナー4年のK/BB=3.72。スキルは申し分無いが痛打を許すシーンが目立つのはパワーレスさから?
LHP アレックス・カッツ(CWS)
マイナー2年でK/9=10.0をマークするリリーバー。ストレート & スライダー & カーブのコンビネーションで打者を抑える。カレッジでプレー時からのネックではあるコマンドは未だ向上無しも、フルタイムのリリーフに回ることでK/9は向上を辿った。
LHP ジャレッド・ラカインド(PIT)
HSでは投打2刀流。10〜12年は1BとしてプレーもSSで早くもスランプ。13年からPにコンバートされた。15年にリリーフとしてR-Aで1.69ERAとブレークすると、16年も2Aで2.88ERAをマーク。ストレート & スライダー主体のピッチングスタイル。
LHP R.C.オーラン(WSH)
カレッジでプレー時からKマシーンとして定評。マイナーでも4年でK/9=9.3をマークしている。14〜15年にかけてコントロールで向上を辿るも、16年はA+でBB/9=8.2。真上から投げ下ろすデリバリーは打者を欺ける一方で、リリースポイントが不安定。
C ニック・リックレス(WSH)
ステットソン大ではジェーコブ・ディグロム(NYM)とバッテリーを組んだC。マイナー5年でCS%=42%をマークするキャノンアーム。一方でバッティングは11年にR-SSでOPS.829を叩き出してから平凡なパフォーマンスに甘んじている。
1B コディ・デッカー(BOS)
13年WBCでもメンバー入り。UCLAでプレー時から目立つバッティングスタッツを叩き出し、マイナー8年でも171ホーマー & OPS.862。アスリート性に乏しく、特にスイングスピードの遅さがネック。12年には3Aでプレーも、メジャーデビューは15年までズレた。
SS スコット・バーキャム(COL)
カレッジではシニアイヤーの15年にブレーク。同年ドラフトでCOLからピック。カレッジでは14〜15年で打率.300以上をクリアも、マイナー2年は.230台のアベレージ。アプローチも粗く、攻守でインパクトに欠ける内容に甘んじている。
*IF タイ・ケリー(NYM)
ズバ抜けたBBマシーンとしてBALでプレー時から定評。ミドルヒッターながら13年は2A-3Aで102BB/90K。16年も.333たるハイアベレージも伴いOBPは.415をマーク。メジャーデビューも果たした。2B/3Bを主にIF/OF全てプレー出来るユーティリティ性もウリ。
OF ザック・ボーレンステイン(AZ)
マイナー6年でOPS.842とオフェンシブ。ツールは目立つモノは無しも、平均を上回るパワーナンバーをベースにプロスペクトとしての評価を固めてきた。15年に向上を辿ったアプローチは16年に再び悪化。OFディフェンスもLFに収まるレベルに止まる。
OF レット・ワイズマン(WSH)
バンダービルト大ではダンスビー・スワンソン(ATL)とチームメート。先日メジャー入りしたスワンソンに対しこちらはA+止まり。パワー & スピードを両立し10ホーマー & 14SBもOPS.707。5ツールタイプながらツール自体のクオリティはズバ抜けてはいない。
OF マイケル・メイヤーズ(BOS)
リードオフタイプのOF。ギャップヒッターとしてのポテンシャルを示し15〜16年は.270以上のアベレージ。16年はA+で24SBもマークしている。13年に2BからコンバートのOFディフェンスは平凡。スピードはあるもルート決めが甘く、打球処理に難がある。
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